なにがどうなってこうなったのか・・・・・・・・・・・・・・・・ マジ・・・・もう・・・・死にそう・・・・・! 事の発端はついさっきの事。 「あ〜疲れた」 そう言って俺はドサっと自分のベットの上に飛び込むと疲労感を安らげる。 今日の演習はちょっとキツかったよな・・・・。 そんな事を思いながら、ベットから立ち上がった。 「喉かわいた・・・・」 疲れもあってか、喉の渇きを忘れていたが今更になって欲求感がくる。 冷蔵庫にへと向かおうとした時、レイの机に置いてあるビンが目に入った。 近づいて手にとってみる。 「何これ?」 大きさは手の中に収まるくらいの透明なビンは、中にピンク色の液体が入っていた。 なんだろうかと気になってビンの底や周りをじっくりと見る。 これといって怪しい物ではないようだ。 臭いをかいでみるが無臭だった。 好奇心に火がついた俺は、にやりと笑ってそれを飲んだ。 レイが飲もうとしてたんだろうけど、ちょっとした嫌がらせ。 いつもやられっぱなしだから、このくらいのイタズラは大目にみてくれるだろう。 ゴクッ と音をたてて飲みきった。 「な〜んだ。あんま味しないじゃん」 さっさとシャワー浴びよ。 そう思い、着替えてバスルームにへと向かった。 シャワーを浴び終えると、部屋にはレイが戻って来ていた。 「シン、ここにあったビンの中身・・・なくなってるんだが」 レイがそう言うと、俺はイタズラっぽく笑って言った。 「あぁ、それ俺が飲んだよ」 「・・・・・・・・・・・・・・」 レイは無言で俺をみつめてくる。 そ、そんなに怒ることだった? 慌てて俺は謝罪モードに入る。この時点で俺はレイに逆らう事など最初からできないのだと気づいたが。 「ごっ、ごめん。その・・・なんか・・おいしそうだったからさ」 「大丈夫か?」 「え?何が?」 意味がわからなくて俺はレイに聞き返した。 「いや、ならいい。べつに俺は気にしていないしな」 「あ、そう・・・」 俺は不思議にとめることもなく、その場をやりすごしもう夜も遅かったのでベットに入った。 そして、眠りに入ろうと思った・・・・・そこまではよかったんだ。 暗い部屋で、シンと静まり返っている中どうも落ち着かない。 俺のベットはキシキシと音を立てている。 体が熱くて熱くて・・・・疼いてたまらない。 「はぁっ・・・・あ・・・はぁ・・・」 息も何故か段々と上がってきてしまった。上気した頬が熱いのが自分でもわかる。 嘘だろ――――――!? 何がどうなっているのか、さっぱりわからない中、体の疼きはどんどんと高まっていく。 マジ・・・・・もう・・・・死にそう。 「シン・・・どうした?」 ふいにレイの声が聞こえた。今、レイにこんな俺の姿はみられたくない。 「な、なんでも・・・ないっ」 そう言ったのに、レイは自分のベットから降りてこっちに向かったきた。 なんで来んだよっ!!!! と文句を言おうと思ったその時、布団をめくられ胸の突起をつねられた。 「あぁぁ!!!」 思わず大きな声をあげてしまう。 嘘・・・・俺今・・・乳首だけでイきそうになった・・・!? 信じられない事実にパニックになる。 「やはり・・・・」 レイがそう呟いたのを俺は聞き逃さなかった。 「な、なんか体・・・変だよレイ!!お前なんか知ってるのか!?」 「・・・・シンが飲んだ物は・・・媚薬だ」 媚薬―――――――――!? 信じられない言葉に俺は怒りがこみあげる。 「なんで・・そんな物がっ・・あるんだよ!」 「俺もまさか本当の媚薬だとは思わなかったんだが・・・・」 そう言って俺をみるとクスリと笑った。 あ、今のは・・・・やらしい笑いだ・・・・・。 「シンもとても辛そうだし・・・俺が手伝ってやろう」 「え・・・?」 そう言うとレイは俺の耳にふぅっと息をふきかける。 それだけの感覚なのに俺の下半身はビンビンになってしまって、こんなのは初めてだ。 レイに下着ごとズボンを下ろされると、先走りでぐちゃぐちゃになっている俺のモノが晒される。 恥ずかしい・・・・!!!!!! たった2〜3回の愛撫でこんな状態になっている自分がただ恥ずかしかった。 「すごいな・・・」 レイがそんな事を言うものだから、余計に恥ずかしさは大きくなり首を大きく振る。 「や・・・はずかし・・・」 俺の言葉を遮るようにレイは俺のモノを口に含んだ。 「あぁぁ・・はぁ・・・ぃや・・・」 大きなため息まじりの喘ぎが漏れる。 ねっとりと根元まで舐められると、もう限界だった。 くちゃくちゃとなる音さえも強烈な愛撫になっていて俺の理性は既に途切れてしまう。 「もっ・・・イっちゃう・・あぁぁ!!!!やっ・・・ダメ!はなしっ・・・て・・・!あぁぁん!!」 ドクドクっとレイの口の中で果ててしまった。 それを全てレイは当然のように飲み干すと立ち上がった。 どこに行くの・・・・? 不安に思い、視線でレイを追う。と、レイはすぐに戻って来た。 手には何かを持っている。よくみてみると、それは俺が飲んだビンと同じ液体が入っている物だった。 「レ、レイ!?」 「2人で壊れてみるのも・・・おもしろい」 そう笑って言うと、一気にそれを飲み干してしまった。 「今のは即効性らしいからな。シンのより効き目は早いと思う」 それまで、気持ちよくしてやる。 そう言ってレイは愛撫を再開した。指を2本入れられるとそれだけでビクつく。 「すごいな・・・こんなに締め付けて・・・」 「あぁっ!!ダメ・・ソコ・・!!」 レイの長い指は俺の前立腺に掠れ、2本の指はバラバラに動く。 頭がとろけてしまいそうな快感に、俺はひっきりなしに声をだしていた。 「あっ!あぁぁっ・・はんっ・・ああっ・・・やっ」 いつもより大きな声がでてしまう自分がおかしくて、体がとにかく熱かった。 そうしてレイの指が俺の中をかき回している時、レイの息が段々と上がってきた。 「どうやら・・・俺も・・・ヤバくなってきたな」 そう言うやいなや、足をM字に大きく開かされ一気に中を貫かれる。 「あぁぁぁぁぁぁぁl!!!!!!!」 その衝動だけで俺はイってしまった。 だが、レイが狂ったように抜き差しをはじめると、イったばかりの自分自身はまた起ちあがる。 いつものレイとははるかに違う感じに恐怖すら覚えてしまう。 激しい抜き差しで、卑劣な音は部屋に大きく響きわたっていた。 「あっ!ダメっ・・あぁっ!あ!やっ!おかしくっなりそ・・・!あぁぁぁ!!レイッ!!!」 奥深く突き上げられ、ひたすら前立腺を攻められる。 口は喘ぎ声をだすだけのものとなり、開きっぱなしの状態だ。 唾液はひたすら口から流れ、快楽の証の涙も共に流れる。 切なげに潜めた眉も、熱く火照った頬も今レイにとっては欲情の対象となるだけだった。 野獣のように動く腰使いに俺は我慢することができなくなり、また射精をしてしまう。 「あっ!あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 「くっ・・・・ふっ・・・・」 レイのため息まじりの声がきこえたかと思うと、中に大量の精が注ぎ込まれた。 「はぁ・・・はぁ・・・・」 ぐったりとした俺だったが、中で再び大きくなるものを感じ目を見開く。 「こんなものでは・・・たりないっ」 レイはそう言うと俺を抱き寄せ垂直な状態にする。 入ったままの姿勢の変化は思った以上に快感をうんだ。 「あぁぁぁっ!!」 下からの圧迫感におかしくなりそうになってしまう。 レイの顔がアップにうつると、どちらともなく深く口づけた。 ねっとりと絡みとるような舌使いで頭がくらくらする。 そんな最中でレイの腰は再び動き出した。 「んっ・・んんっ!!ふぅっ・・んぁっ!!!」 レイの口の中でくぐもる喘ぎ声は下の体がぶつかる音と粘着のある音でもみ消されそうになる。 最初から激しく突かれ、俺はレイに身をまかせるしかなかった。 途切れる事ない喘ぎは、永遠に続くのかとも思わせるくらいのもので。 レイは狂ったように腰を動かせるし、俺も淫らに喘ぎよがってしまう。 「あっ!!レイっ・・・レイっ・・・もっとっ!!!あぁぁぁっ!イイっ」 「シンッ・・・」 荒い息遣いと喘ぎ声、粘着音にパンパンと響く音。 そこは狂ったような2人がただ体を求めている部屋になっている。 必死にキスを繰返し、2人で何度も絶頂にへとのぼりつめた。 目が覚めると、横にはレイの奇麗な横顔があった。 起き上がろうとした瞬間、するどい腰の痛みと疲労感が襲ってきた。 「ぅわっ」 ドサっと再びベットに顔がうまる。 あんなに激しい夜は初めてだ・・・・・。 思い出すと恥ずかしくて、自分の淫らな姿を消し去りたい。 そんな事を思っていた時、ふと髪をなでられる感覚がした。 レイのほうへと視線をむけると柔らかく微笑む眼差しと目が合った。 思わずこっちも微笑んでしまう。 「あの媚薬・・・またもらってこようか」 「ば、バカ!!もういいって!!!!それより、一体誰にもらったんだよ?」 レイがとんでもない事を言うので思いっきり俺は否定した後ずっと疑問だったことを問い掛ける。 「議長からもらった物だ」 「ぎっ、議長!?」 何を持ってるんだあの人は・・・・・。 考えがつかめようもない人に、これ以上深く考えるのはやめようと思い俺はため息をつく。 「あーーーもう、だるい」 「目覚めにもう一度やるか?」 レイがまたそんな事を言うと、俺は大きな声で言った。 「絶対イヤ!!!!!!!」 そんな事を言いつつも、たまにはこんなのもアリかな、と思っている俺も相当のバカだ。 しばらくたったら、議長にあの薬の事を聞いてみよう・・・・。 そう思ってるのはレイには内緒である。 end |
なんかもう、やたらヤってるだけで申し訳ないです。ハイ; ストーリー重視にしたいんですが、今回はひたすらエロくしようと思いました。 媚薬・・・受け側のみの使用ってゆうのはよくあると思うんですが。 私はレイにも壊れてほしかったのでこうしました。(笑) 野獣のようなレイも魅力的でありましょう。 2005.01.04Rinko |